元祖ぱずる屋さん物語｜オリジナルジグソーパズル商売の原点はここから

【元祖ぱずる屋さん物語その２】

今から、30年近く前。教員を辞めた後、ある議員さんの事務所で選挙のお手伝いをしていた時に、「さあ、これからオリジナルジグソーパズルを製造できる仕事ができないか」と考えていた時に、議員さんの応援者の方がふらりと事務所に。「高橋さん、私の知り合いがオリジナルジグソーパズルを製造する機械を売っているけど話を聴いてみない」と。誰にも想いを話していないのに突然の話。これは運命なのか。。。。そう思って早速、事務所に。そこにはオリジナルジグソーパズルを製造する機械が。「これ幾らするんですか」と私が訪ねると「３７０万円です」。そうなんですか。そう社長が言い残してから、社長が事務所の2階に。その時、同行していた昔からの幼馴染古賀取締役が、「かっちゃん、かっちゃん　ほら機械の製造メーカーの住所が。。」私は、そう言われて機械の箱に貼ってあった住所の札を破ってポケットに。社長が2階から降りてくると。「すみません、今日は契約できそうにありません。考えてから伺います。」と言いながら、古賀取締役と事務所を後にしました。

家に戻るなり、開発メーカーにお電話。

いきなり、「パズル製造機械を作ってもらえませんか。。幾らで作ってもらえますか」

相手の方曰く。

「うちは内部だけ作っています。20万円ですかね」「20万円ですか」「はい、20万円です。」昔の職業柄、外側まで入れても50万円では作れるなと直感した私は。「じゃ、作ってもらえませんか」　先方さん曰く「それが、機械に特許がかかっているんです」「そうなんですか、ではまた電話します。」と言いながら電話を切りました。

※元祖ぱずる屋さん物語３につづく